【心配性の方へ】その問題は誰のもの?

お悩み:子供のことが心配であれこれ世話をしてしまいます。どうしたら大らかに見守れるようになりますか?

子どもは自分で問題を解決する能力を持っています。
そして、問題を解決することで成長していくのです。
つまり、問題をあらかじめ解決することは、子どもが成長するチャンスを奪っていることになります。

どうしても気になったら「これは誰の問題か?」と考えてみましょう。
子どもの問題であるのに、自分が不安だから解決したいのかもしれません。

これは、子どもに限ったことではありません。
部下がちゃんとできるか心配・不安でいつも口をだしてしまうのも同じことです。

親(上司)は、「いつでも助けになるよ」「必ず味方になるよ」という姿勢を見せてあげるだけで、子ども(部下)はのびのびとその問題に立ち向かっていきます。そして、どうしても乗り越えられない問題があれば、きっと子ども(部下)のほうから助けてほしいと言ってくるでしょう。

それまでは手を出したい気持ちをグッと我慢して、どうやって問題を解決していくのか見守ってみましょう。
もしかしたら、こちらが考えもつかない方法で解決していくかもしれません。
解決したら「がんばったね」「よく解決したね」と誉めてあげたいですね。

そして、グッと我慢できた自分のことを「よく見守った」と労うことも忘れずに…。
自分を大切にできる人は、周りの人も大切にできるはずだから。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる